
当社が多数のコンドミニアムを所有・販売しているエリア、フォートボニファシオとマカティ市を結ぶモノレールの開通が決定。
2018年5月28日、アライアンス・グローバル・グループ(AGI)が、モノレール「スカイトレイン」を2021年初めにも開通する見通しを発表、運輸省はそれを同日までに承認した。
このスカイトレインの総事業費は30億ペソ(約62億円)、タギッグ市フォートボニファシオとマカティ市グアダルーペを片道5分で結び、1日6万人~10万人が利用する見通しとなっている。
東京やシドニーなど、大規模なビジネス街で運行されている運輸システムと同水準のモノレールを、フィリピン最大のビジネス街であるタギッグとマカティの間に開発・整備する意義はとても大きく、周辺の地価や不動産価格にも影響を与える可能性も高いといえる。
マカティ市とフォートボニファシオ(BGC)間の交通量は多く、慢性的な渋滞に悩まされている現状だが、この開発を機に緩和が期待される。
それに加え、今回のフィリピン政府の素早い承認はインフラ整備への真剣な関与の証とも解釈できる。
急速に発展を遂げているフィリピンだが、今回のモノレール開通をきっかけに、また新たな一歩を踏み出すであろう。