日本より長い?フィリピンの梅雨時期

フィリピンの梅雨時期

1年を通して気温に大きな差がなく過ごしやすいフィリピン。現地の気候を知っておくことは、フィリピンでの滞在を快適にするためにもとても大切なことです。
日本ではそろそろ梅雨の時期に差し掛かりますが、フィリピンの梅雨時期はいつからなのでしょうか?

フィリピンの梅雨時期は「6月〜10月」

温暖なイメージの強いフィリピンですが、やはり一年のなかでも雨期は存在します。フィリピンでいう梅雨の時期は6月〜10月。1日中雨が降ることはありませんが、この時期はザーッと降った途端降り止むとカラッと晴れる、もしくは曇りが続くといった「スコール」(局所的に降る大雨)が頻繁に発生します。これは南国特有の現象で、日本のジトジトした気温と雨とは反対にフィリピンは湿度が低いため過ごしやすい特徴もみられます。

9月〜10月は台風にも注意!

梅雨時期のなかでも特に9月〜10月はフィリピン沖で発生する台風がフィリピンを通過することが多くあるため、注意が必要です。台風が近づくと船を中心に交通手段が制限されてしまいます。フィリピンでは日本の梅雨よりも長雨になる日も少なくありません。
その日の雲の動きを把握するためにも、フィリピンの各テレビ局で放送されている天気予報を毎日チェックしましょう。日本と同様に晴れマークや雨マークなど、誰が見ても分かるような記号で記されているので、現地の言葉がわからなくてもおおよそは理解できるでしょう。予定に影響を出さないためにも、この時期は余裕をもったスケジュールを立てることが大切です。

フィリピンの梅雨時期は傘より「カッパ」がおすすめ

梅雨時期は、突然のスコールやその後の急激な気温変化で体温を調節しにくくなることもしばしば。半袖の上に一枚羽織れるものを用意したり、常備薬を携帯するなど対策をしておくと安心です。日本では雨が降ったら当たり前のように傘をさしますが、フィリピンのスコールはいつ降るか予想できない上に土砂降りとなるので、傘を持ち歩くよりカッパを用意しておいた方が壊れにくく持ち運びも便利です。

日本とは大きく異なる天候事情。梅雨時期にフィリピンに行く際は、突然の天候変化に注意しましょう。なお、フィリピンの首都マニラの年間天気については、こちらの記事をご覧ください。